排水の臭いがあがってくる
どんなに掃除しても
排水の臭いが気になる
水廻りのお掃除をどんなにがんばっても、なんかドブ臭いにおいがする、ということがあります。
排水機器には、必ずトラップ、という装置がついています。
水で、室内と下水とを隔てる蓋を作ります。
トラップは下水の臭いや害虫を防ぐ大切なものです。
手描きで悪いんですが、流しのトラップ。
洗面台のトラップ。
トイレに水が溜まっているのもトラップです。
トラップがキチンと機能している限り、下水のにおいが上がって来ることはありません!
まず、
・トラップがついていますか?(たまにトラップのない排水口があります)⇒取替えを
・トラップや塩ビ管、蛇腹ホースは、壊れていませんか?⇒テープ等で補修
・トラップにゴミがたまっていませんか?⇒掃除
・トラップに水(封水)が溜まっていますか?⇒水を注ぐ
・排水からゴボゴボいう音が聞こえるときはありませんか?⇒設備屋さんに見てもらう。
※最後のゴボゴボの解説です。
水は流れるとき、必ず空気を引っ張ります。
指先でストローの上端をおさえると水は落ちないが、指を離すと水が流れる。
そういう遊びをしたことがあると思いますが、
イメージとして、ストローの上端は屋上の通気口。
どっかから大量の水を流して、
例えばカラスの巣で通気口が塞がってしまっていたら
他の排水口からトラップの水を引っ張ってしまい、下水の空気が流れ込んで、
臭います。
ときどき、においがするから排水管洗浄を、
という依頼をいただきますが、
管の中の汚れを落としてもにおいに関係ない場合が結構あります。
まずはトラップ部の点検や掃除をしてみてください。
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