手巻きの掛時計・置き時計
機械式の掛け時計・置き時計
振り子は素手で触らないで

機械式(手巻き式)の掛時計や置時計
外箱は通常の電池式の時計の
お手入れと同じでTシャツなどのように
けば立たない布で力をかけずに軽く拭きとるようにします
油汚れや手あかなどが付いているときは
掛け時計の表面仕上げや素材によって
手入れの方法が異なります。
比較的新しいもので表面の塗装の上に
ニスなどでコーティングされているものは
台所食器用中性洗剤を五倍のお湯で
薄め柔らかい布に少量とって
表面を軽くさするように汚れを落とします。
落ちないからと強くこすってはいけません。
アルコール系の液体、シンナー、除光液などを
使うと表面の塗装を傷めてしまいます。

古い時計や塗装面がむき出しのもの
ひび割れなどがあるものなどは
水や洗剤を使うと
痛みが増してしまうことがありますので
柔らかい布でほこりを払い落す程度に
したほうが無難。
金属部分の汚れは表面的なほこり程度であれば
柔らかい布で軽くふきとります。
水などは使わないでください。
一番上の写真の時計のように振り子のついたものは
お掃除後のかけ方が大切です。
壁にかけて停止させた段階で
振り子の先端が時計の中心線の真上にくるように
歪みを調整してください。

また時計がお辞儀(頭の部分が前に傾く)したり
反対に後ろに傾いたりしていると
振り子が正しく往復できずに止まってしまいます
写真のようなホールクロックなどのように
おもりを鎖で巻き上げるタイプの場合
金属部分は必ず手袋を着用して
触るようにしてください
手あかがつくとなかなか取れないばかりでなく
その部分だけさびが出て変色してしまいます
カテゴリ
ブログ内検索
プロフィール
日本洗浄士協会
QRコード
