腕時計の金属ベルトを洗う

日本洗浄士協会

2009年09月27日 22:05

金属ベルトを水で洗ったら・・・
乾かし方が明暗を分ける





金属バンドの場合バンドそのものの使用年数はほとんどが
時計本体と同じで長い時は20年以上というものも多いと思われます





金属素材の多くはステンレスを使用しているために表面は
さびにくいのですが、ステンレスはさびにくいだけで見えない部分に
さびが発生している場合が多く見られます。






特にバンドのコマとコマのつなぎ目、本体とバンドの取り付け部分
メッシュタイプでは網目の内側などが気を付けておきたいところです。




バンドを洗うためにはまず時計本体から取り外すことの出来るものは
取り外してから行うべきです。
バンドの取り外しができたらぬるま湯に台所用食器洗剤を溶かして
柔らかく毛あしの短いブラシで丁寧に磨きます。
また、汚れが激しい時は
お湯の温度を高めにして着け置きしてから磨くとよいでしょう。




この後水ですすぎをしてからタオルで水を吸い取ってから
タオルの上にバンドを平置きしてドライヤーで温風を当てて
完全に水分を飛ばします。




注1) 乾かし方が充分でないと かえってベルトの
サビを誘因することになりますのでしっかり乾かしましょう


注2) すでにベルトのピンがサビている場合
洗ってサビがとれ ピンが抜け落ちてしまったり
ズルズルになってピンの役目を果たさなくなる場合があります


注3) ドライヤーをご使用になるときは時計本体に
熱がかからないようにご注意ください







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