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時計本体を水で洗う
機械が入ったままの時計本体を水で洗う?
防水時計を過信しないで!
防水性の強い時計は水やお湯につけて洗えばいい
という間違った情報が流れていることはとても危険です
この写真は 200m防水の表示がありますが
サビかかっているのがおわかりいただけますか?
黒い枠の上の部分に赤茶色の錆が出ています
沢山の時計の修理をしてきたプロは、機械が入ったまま水につけて洗うことは
しないはずです。
なぜなら 防水表示がしてある時計の内部にサビが発生しているのを
嫌というほど見ているからです。
●裏ブタまわりのゴムパッキン、ハードパッキンが劣化していないか
●ケース本体にサビが始まっていないか
●リューズ(時間合わせのボタン)のゴムパッキンが劣化していないか
●リューズが摩耗していないか
●ガラスのカケはないか
●ガラスの接着が劣化していないか
これらを目視して大丈夫であろうというものを
今度は 防水検査器にかけて
防水性が保障されなければ
怖くて水になどつけられません
時計本体を水につけて洗う時は
時計の防水性をチェックしてからにしてください
プロは機械を取り出してからでないと
時計を洗いません
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